《シリーズ高校訪問 ②》

【岡山学芸館高等学校】

高校訪問第2回目は岡山学芸館高等学校です。

小笠原教頭先生にお話しを伺いました。


◆アクセス◆

岡山駅より赤穂線で18分、西大寺駅で下車し、徒歩7分のロケーションに位置する。

赤磐方面、岡南方面には専用のスクールバスも運行している。

令和元年には、西大寺駅近くに、テニスコート3面、柔道練習場、チアリーディング、ダンス練習場を備えた施設「学芸館スクールガーデン」がオープン予定。




Keyword 1 「人間力」

岡山学芸館高校は、学力・知力の習得と共に「人間力」を身につけることを重視しています。「人間力」とは、人として大切にしなければならないモラルや倫理観、人としての魅力を指し、あいさつや、清掃、ボランティア活動などを通じて、誠実な、魅力あふれる人を育てる教育を目指しています。

Keyword 2 「国際理解力」

グローバル化が進むこれからの時代、「異文化を受け入れる」「異なるものを尊ぶ」柔軟性を大切にしたいと考えています。現在その基礎となる英語4技能の習得に力を入れています。英検、TOEICなどの資格取得を全面的にサポートし、大学進学にも活用できるよう高いレベルを目指します。また、希望者は、英語圏の講師とのオンラインレッスンを受講することができます。ミャンマー、タイ、カンボジアなどの海外研修の機会を設け、高校生のうちから世界に視野を広げる教育を行っています。

Keyword 3 「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」

平成27年度より岡山県唯一の私立校として、文部科学省からSGHの指定を受け、将来国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的とした取り組みを行っています。岡山学芸館高校では「開発途上国に置ける貧困の悪循環を是正するために高校生が貢献できること」をテーマに、他高校や、大学とも連携しながら問題解決に向けて課題に取り組むことで、グローバルリーダーになるための資質・能力を養っています。(SGH認定は令和元年度終了)

◆コース◆

岡山学芸館高校には普通科と英語科があり、普通科は①医進サイエンスコース、②スーパーVコース、③特別進学コース、④進学コース、⑤清秀高等部の5つのコースがあります。


英語科 (定員25名)

2年次に1ヶ年の留学。高度な英語力を身につけ国内外の大学進学を目指す。

土曜授業あり、補習は必須で週3日。


普通科 (定員400名)

  医進サイエンスコース

  理系に特化したカリキュラムで医歯薬、東大・京大など最難関大学目指す。

  土曜授業あり、補習は必須で週4日。強化指定部への参加は難しい。


  スーパーVコース

  理系、文系で難関国公立、私立大学の現役合格を目指す。

土曜授業あり、補習は必須で週3〜4日。強化指定部への参加も可能。


特別進学コース

  国公立大、私立大進学を目指す。部活動との両立がしやすい。

土曜授業あり、補習は選択制で週2〜5日。


進学コース

   希望の進路に合わせた豊富な選択授業。土曜授業はなし、補習は希望制。


清秀高等部

   内部進学者のみ。


特色①

入学後も自分の希望する進路に合わせて、科・コースの変更が可能。医進サイエンスコースで入学した場合でも、文系の学部に進学を希望する場合には、審査会を経てスーパーVコースへ変更することもできる。コース変更があるという前提で、医進サイエンスコースとスーパーVコースは同じテキストを使用している。


特色②

英語、数学、理系科目においては、医進サイエンスコースとスーパーVコースを合わせて習熟度別にクラス分けをし、コースの枠を超えて、レベル別の授業を行っている。


特色③

 毎週1回、コース、クラス単位で担当教師による学年会を設け、生徒一人ひとりの習熟レベル、希望進路などについて話し合いをしている。様々な大学や入試制度がある中、教師間でも随時情報共有しながら、生徒の希望に沿った的確な受験指導を目指している。


英語科

日本初の私立高校英語科、50年以上の歴史がある。英語に関する授業が全体の3分の1を占め、独自のカリキュラムによって、世界に通用する英語力の習得を目指している。生徒全員が2年次にオーストラリア、またはカナダに1ケ年の留学を経験する。帰国後も高度な英語指導により、英検準1級、TOEIC800点以上の取得者を数多く輩出している。1年間の留学経験と、実践的な英語力は推薦入試で大きな力となり、多くの生徒が高校3年生の12月までに大学の合格を得ている。


◆入試について

・岡山学芸館高校の入試は2日間

1日目は、スーパーVコース、進学コース。

2日目は、医進サイエンスコース、特別進学コース、英語科。


・受験料は1日だけの受験でも、2日間受験しても13,000円。

中学3年次の評定が9教科5段階評定のうち34以上(専願の場合32以上)で受験料免除。


・同日の試験問題は、コース、科に関わらず同じ問題で、受験終了後、持ち帰り可能。


・受験科目は、医進サイエンスコースは5教科(英・数・国・理・社)。

そのほかのコースと英語科は3教科(英・数・国)。英語科は保護者同伴の面接あり。


・医進サイエンスコースは500点満点中、400点(専願受験の場合380点)以上で合格。そのほかのコース・英語科の合格基準についてはホームページの生徒募集要項に詳細あり。


・英検、漢検、数検のうち、3級取得で5点、準2級取得で10点、2級取得で15点が、それぞれの検定分加算される。(英検準2級と漢検3級を取得していれば10+5=15点が受験当日の結果に加算。)


・奨学生制度として以下のものがある。

受験時に特に申請の必要もなく、当日の得点により対象が決まる。




※入学金は70,000円、教育振興費は90,000円。

※授業料は毎月47,300円。授業料の他に各種会費など別途必要。

※この他にクラス費として、年間20,000円〜30,000円が必要となる。

※専願受験であれば、受験当日の得点に20点加算された点が合格基準点となる。

※医進サイエンスの他、スーパーV、英語科で5教科受験を選択すればSS特待の判定対象となる。

※各種検定取得による加算点は含まない。


取材後記

岡山学芸館高校で一番印象的だったのは生徒の活気のある姿です。あいさつや丁寧な清掃活動について話を聞く機会は多くありましたが、それ以上に生徒の明るい生き生きとした表情がとても印象に残っています。廊下で先生に話しかける生徒の姿も、微笑ましいものを感じました。

先生方が生徒とのコミュニケーションを大切に考えているのは、生徒の能力を十分に伸ばしてあげたいという気持ちに裏付けされているようです。生徒が大学進学を考える時に、自分の将来の姿をイメージしながら自信を持って選択できるよう、先生方は、その子が何に興味があるのか、どんなことが心に残っているのか話を引き出してあげることが大事だとおっしゃっていました。その上で、豊富な大学受験情報を提供しながら、その子に合った進学先を共に模索していくそうです。

大学受験のスタイルが刻々と変化している現在、記憶重視の勉強だけではなく、体験学習やフィールドワーク、グループディスカッションなどを積極的に取り入れることで、生徒の能力が広がり、推薦入試やAO入試など、様々な大学受験のシステムを利用して進学した卒業生も多いと伺いました。

高校3年間を通して、多くの生徒は、自ら課題を見つけ積極的に行動することを学びます。このような「世界で活躍できる、発信力を持った人材育成」は、まさにこれからの時代に必要とされる教育であるという強い思いを感じるお話でした。



◇オープンスクール、説明会◇

・7月13日(土) 9:30~ 第1回 オープンスクール 

・8月1日(水) 10:00~ 第1回 医進サイエンス・スーパVコース説明会

・8月19日(月) 10:00~ 英語科説明会

・8月21日(水) 10:00~ 第2回 医進サイエンス・スーパVコース説明会

・10月12日(土) 9:30~ 第2回 オープンスクール

・11月10日(日) 9:00~ 高校入試対策模試

・11月30日(土) 9:30~ 第3回 オープンスクール


岡山学芸館高校ホームページ

http://www.gakugeikan.ed.jp/index.html


※次回は就実高等学校を訪問いたします。

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