2024年9月11日に中山芳一氏をお招きし、文化講演会を開催しました。
点数にして評価できる学力=認知能力と共に、忍耐力やコミュニケーション力などの点数にできない力=非認知能力もバランス良く育て、将来社会で自分をどう活かしていくのか、年を重ねても幸せに生きていくためにどうすべきか、というお話をしてくださいました。
今後、AI中心の社会になっていくことを悲観的に捉えるのではなく、AI(認知能力を扱うことに長けている)とパートナーになっていこう、感情や意欲を持つ人間だからこそ磨くことができる非認知能力とAIとをうまく組み合わせ、時代の波に乗っていこう、ということをお聞きし、未来が楽しみにもなりました。
親は子どもについ口出ししがちですが、先天的な気質は変えられないため、なってほしい人物像を「我が家で大切にしたい意識≒家訓」として子どもに伝え続けることで、意識が行動に繋がり習慣化していくそうです。日記を書かせることが効果的だとおっしゃっていました。子どもは自ら気付いて自分を客観視し、コントロールしていくことで自分の可能性を広げていくことができるそうです!
まだまだ暑さが厳しい日でしたが、参加してくださった保護者の皆さんも熱心にメモなど取りながら聞いておられました。
中山氏は本校OBでもあるということで、思い出話も交えてお話しいただき、楽しく有意義な会となりました。


Comments