「第1回星空観察会」が、8/20 (木)19時~附属中学校グラウンドにて開催され、生徒・保護者あわせて約80名が夏の星空を観察しました。冒頭山本先生から、観察会の趣旨と、講師の船本先生のご紹介などのオリエンテーションがありました。直径28㎝の大きな望遠鏡など、数台の望遠鏡や双眼鏡がグラウンドに用意され、1人がのぞくとその都度レンズを消毒するなど、コロナ対策もしっかりされた上での観察会でした。
山本先生、講師の先生のお話の様子
当日は、天気にも恵まれ、絶好の観察日和。あたりが暗くなると、「一番星を見つけよう!」と最初は一番星を肉眼で探したり、双眼鏡で発見したりしました。次に、南東の空に輝いている木星や土星の観察です。
望遠鏡ごしの「木星」の写真
「黄色いお月さんみたい!横しま模様が見える!」「まわりに4つの衛星も見える!」
望遠鏡で木星をみると、本体にしま模様や、4つの衛星(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)も見えて、感動の声が次々と聞こえてきました。
次に土星を見ると、本体の周りに輪が取り巻いているのがよく分かり、「すごい!土星のわっかが見える!」「迫力ある!」「かわいい!」また歓声があがりました。
そのほかにも、夏の大三角形のアルタイル、夏の大三角形のほぼ中央に見えるアルビレオや星雲などを観察しました。生徒のみなさんにインタビューすると、「教科書と違って、立体的に見えるので、本物だなあと思いました」「望遠鏡を使って自分の目で初めて見て感動しました」「光っているからきれい」「望遠鏡をのぞくとリアルに目の前にあるように感じました」
など、さまざまな感想を話してくれました。自分の目で見る実体験を通して多くの感動や多様な気づきを得たようです。
講師の船本先生からは、「いろんな感想が聞けて嬉しい。感じたことを伝えて、みんなと共有してほしい。星を見れば、季節が分かる、宇宙って実は身近なんだよ。」というメッセージを頂きました。
みなさんも空を見上げて宇宙を感じてみませんか。
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