10月30日(水)、第2学年の人権学習を取材しました。当日は内閣官房拉致問題対策本部事務局政策企画室から講師が来校し、体育館にて2年生に向けて、ミニ講義、ドキュメンタリーアニメ上映、質疑応答、意見交換等が行われました。
質疑応答では、「北朝鮮との対話が上手くできていないことが拉致問題の解決を難しくしているということか?」「拉致問題解決への目立った進展が見られない中、対策本部の存在意義は?」といった率直で鋭い質問が相次ぎ、印象的でした。
困難な課題に対しても思いやりや人権感覚を持ち、真摯に考える附中生の姿が頼もしく感じられました。
また、対策本部の啓発活動として拉致を体感するためのVRを使った視覚資料が制作されている、といったことも知ることができ、驚きとともに勉強になったのではないかと思います。
このような機会を通じて、聴き取る力や質問の技術なども磨かれていることが感じられました。
拉致問題に限らず、いろいろな人権問題に関心を持ち、知ることから、人を大切にする社会への担い手となっていってほしいと思います。
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