6月22日(木)城下カフェにて文化委員会主催の講習会と懇親会が開催され35名の保護者の皆様がご参加されました。
第一部は、講師として訪問看護師の玉置 君江先生をお招きし『知っておきたい40代からの体の変化』をテーマにお話があり
第二部は、同じ城下カフェにてお食事をいただきながら懇親会が開催されました.
講師の玉置先生にも取材をさせていただきました。
外科のICUで看護師として勤務を始め子育てで一旦現場を離れましたが、お子様が小学生になられた頃、主婦と仕事の両立をしながら訪問看護養成講習会に半年間参加されたのが訪問看護師としてのきっかけに。それから25年間訪問看護師として現在、訪問看護ステーション『紙ふうせん』に勤務されています。常に大切にしていることは、『パートナーシップ』。最初に患者さんとはじめましてと手を握ったらこの手を絶対に離さない。その人が航海に出ると一緒に船に乗るイメージで一緒に最後まで航海する。という気持ちで日常の訪問ケアを心を込めて一つ一つ丁寧に患者さんと接し信頼関係の積み重ねを大切にされています。
訪問看護師としての仕事は、人工呼吸器をつけた子供さん、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、認知症、がんの末期の患者さんなど、自宅医療、自宅療養されている患者さんの日常生活の援助・診療補助などを行っています。ただ、その場だけでなく何かあった時にすぐに駆けつけられるように24時間体制での看護を行っています。そのため、常に緊急用の携帯電話を持ち歩く必要があり、ストレスで右耳が聞こえなくなった事も・・・
先生ご自身のご経験を含め、一人一人が自分らしい質の高い生活を送り、人生に幸せを見出していけるよう「時間の使い方は、命の使い方」ということを、最後にお話いただきました。
玉置先生、貴重なお時間の中、取材にご協力いただき心よりお礼申しあげます。そして取材にご協力いただきました皆様にも心よりお礼申しあげます。
講習会・懇親会の内容は文化委員会のページからご覧ください。
講習会で使用した「簡略更年期指数(SMI)」は、ここからダウンロードできます。