6月12日(水)、1・2年合同ER平和学習プログラムの『岡山空襲語り部講演会』を取材しました。講師は元岡山空襲資料センター代表の日笠俊男先生で、「少国民Tの戦中・戦後 〜記憶と記録から〜」と題してご講演いただきました。先生は終戦時、附属小の前身である岡山師範学校男子部附属国民学校の6年生で、岡山空襲によって御成町のご自宅を焼失されています。
戦時中は附小も国民学校として軍国教育がなされていたこと、岡山空襲で御成町の全戸の8割が焼失したこと、戦後中学1年生から家計を助けて働きながら進学されたことなどを実際に体験されたり、ライフワークとして調査されたりした事実に基づいてお話しくださいました。生徒のみなさんにとっては附属の先輩でもあり、地域の方でもある先生のお話は身近なだけあってインパクトのあるものだったのではないでしょうか。1、2年生ともに真剣に聴き入り、質疑応答も熱心に行われました。
ER平和学習プログラムでは、1年生は学校付近で、2年生は岡山シティミュージアムなど街中に出てのフィールドワークも予定されているとのことで、今回の講演でより関心が高まったのではないでしょうか。
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