6月27日(木)岡山ふれあいセンターにて、平成31年度備前地区幼稚園・こども園・小学校・中学校・中等教育学校PTA指導者研修会〈前期〉が開催され出席してきました。
テーマ「今日から実践!子どものやる気を引き出す習慣化」に基づき2講演伺いました。
最初に「私たちPTAに出来ること」と称し、岡山教育事務所生涯学習課の先生より、今までのあたりまえを見直し、出来ることから始めようと、それは何よりも「子どもの健全な成長のため」に保護者同士、地域との交流を充実させましょうとのお話がありました。
2つ目に「子どもとのよりよいコミュニケーションを目指して~伝えることと伝わること~」と称し、就実大学教育学部教授 勝原眞佐子氏より
コミュニケーションの基本はTWOWAY
・伝え手は具体的で正確な表現を
・受け手は応えることをうなずき、確認するとよい
キレない児童を育てるための予防啓発教育
・様々な感情、特に怒りの感情を理解しコントロールすることも必要。
・アンガーマネージメント(怒りの感情をマネージメントする方法)
①セルフトーク(落ち着いて、大丈夫、、、)
②カウントダウン(5・4・3・2・1)
③深呼吸
④イメージ(自分の気持ちの良いことを考える)
また、こどもへの言葉かけとして、
①出来たことを褒める
②頑張っている過程を褒める
③存在を褒める
というお話がありました。
存在を褒めることは自己肯定感を高めること
(大好き!可愛い!助かるよ!ありがとう。一緒にいると楽しいよ。生まれてきてくれてありがとう。等)というお話も再確認させられました。
最後に子どもたちが「うれしかった言葉」は興味深かったです。子どもは普段ご指導いただいている先生に頑張った「過程」を見てもらえるとうれしく、親からは感謝される=人として役に立てられると嬉しいとのことです。

魔法の言葉のコツは、当たり前の行動をしているときにもこまめに褒める、褒める機会を逃さない、褒め言葉を動作で補強するとよいとのこと。
皆さんも今日から実践してみませんか??
その後の分散会では色々な学校の方と意見交換いたしました。印象に残ったのは地域交流イベントで地元の方ができることをワークショップ体験できるイベントや、稲の栽培~収穫~餅つき~とんど祭りをされている開催されている学校もあり興味深いお話も聞けました。
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