11月27日、第二回母親委員会が岡山市勤労者福祉センターで開催されました。開会挨拶の後、山陽学園短期大学名誉教授・臨床発達心理士の村中由紀子氏より、「子どもの心の土台を育む〜家族心理学的な視点から〜」と題した講話がありました。幼児期、小学校期、中学校期どの過程においても、子どもの心の発達に母親の存在は大きく、とりわけ幼児期に深く関わりがあること。子どもの甘え、依存を「無条件に」満たすことがとても重要だとのお話に、自分自身の子育てを振り返り反省もしました。この先、高校、大学受験など困難に直面したとき、母親は一緒に聞いて、考えてくれる心の安全基地であり、それが子どもの心の土台であるとのお話に、これからも子どもの感情を共有できる親でありたいと思いました。目に見える物は当てにならず、失う可能性もある時代に、自分の存在意義を自覚し、好きなことで生きていける人は、困難に耐える力があり、安定した心で人生を歩んでゆけるとの言葉に深く共感いたしました。
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