7月17日(土)、International Meeting Summer 2021が開催されました。
今年度も昨年度に続きOnlineで、他校の生徒や海外の方たちと交流しました。今年度は、生徒一人一人が自身のクロームブックを使用しての交流会です。
参加者は1年生から3年生混合の4、5人のチームに分かれて10時前から各教室に入室し、Meeting開始時間まで待機していました。生徒たちは事前に何度もグループごとのテーマについての話し合いを重ね、この日を迎えましたが、待機中の後ろ姿からは緊張感が伝わってきました。
10時になり、Meetingスタート。まずはお互い打ち解けるためのIcebreakingです。自己紹介や生徒が作成した日本についてのクイズ、しりとりなどをして緊張をほぐしていきます。その際にスライドやホワイトボードを使用して相手にわかりやすく伝えようとする各グループの工夫が見受けられました。
休憩時間には、反省点やそれを踏まえての今後の進行について生徒同士で意見を出し合う姿が見られました。
休憩後のTalk Sessionでは、「日本の印象」「日本とアメリカの学校の違い」「自国の良いところ」などテーマを決めてグループディスカッションをしました。
Online Meetingの形式にしたからこそ、コロナ禍でも国際交流は実現できたわけですが、相手にきちんと聞こえているのか不安、音がハウリングして聞きづらい、などの問題点もありました。しかし、グループリーダーがしっかりとグループ全体の様子を見ながら、限られた時間での交流を取り仕切っており、頼もしさを感じました。
―Meeting後の生徒の声―
「海外の文化に触れて自分の成長になった」
「時間配分が難しかったが、ミーティングをやり遂げられ自信になった」
「文法に自信がなくても話そうとすることが大事だと感じた」
「前回参加したときよりも聞き取りができ、話すこともできた」
「時差や使っているツールの違い(自分たちはクロームブックがある)を考慮した」
同じ空間を共有できずとも、同じ時間を共有して国際的なやりとりをする機会は、今後ますます増えていくことが予想されます。生徒たちはOnlineならではの困難や問題点も前向きに捉えていました。
この日、生徒たちは英語という語学の学習をしただけではなく、その言葉の向こうにまだ知らない世界や文化が広がっていることに気が付いたことと思います。その『気付き』を大切にし、今後の国際交流に繋げていってくれることでしょう。
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